マンゴーアレルギーでも加熱すれば大丈夫!フレッシュマンゴーでソースやジャムをおいしく作る方法を紹介

キッチン・フード

 

「フルーツ大好きなのにマンゴーはアレルギーが出るから食べられない・・」

 

私もフルーツの中で

マンゴーだけはアレルギーが出てしまうので

そのままでは食べられません。

でも実はアレルギーが出るのは

生のマンゴーだけなんです。

 

加熱してしまえば

全く問題なく食べることができます。

 

アレルギーと言っても個人差があると思いますが

私はマンゴーを生で食べると

唇とのどが真っ赤に腫れて

ものすごく痒くなります。

 

かゆみやかぶれ以外にも

 

・水泡ができる

・息苦しい

・蕁麻疹

・喘息症状

 

などもアレルギー症状です。

ごく稀に呼吸困難や

アナフィラキシーショックも

起こり得るとのこと。

 

私も最初はアレルギー症状を

マンゴーのせいだとは思いもよらず

3回ほど生マンゴーを食べて

その関係性に気づいてしまったくらいです。

 

後にも説明してるんですが

1度だけ強烈に症状がでたことにより

 

「これはマンゴーしかない!」

 

と悟ったわけです。

 

それまでも普通にマンゴーの缶詰や

マンゴーソースは食べていたので

これは衝撃的でした。

でもそれと同時に

 

「生は成分が強いからかな?」

 

と思って調べてみると

マンゴーに含まれるアレルゲン(アレルギーの原因物質)は

熱に弱く加熱すると分解されることがわかったのです。

 

「でも加熱したらおいしさ半減だよね」

 

という方のために加熱してもおいしく食べられる

ジャムやソースをおいしく作るコツなどをまとめました。

 

作り方は記事後半になるので

おいしく食べる方法だけ見たい方は

目次の1,2の項目はとばして

3の項目から読んでいただければと思います。

 

まず最初にマンゴーアレルギーについて

個人的な見解をまとめています。

マンゴーはうるし科の植物だからかぶれやすい

 

マンゴーは実はうるし科の植物です。

うるしと言えばかぶれることで有名な植物です。

 

うるしの木はアレルギーとか関係なく触れてしまうと

かぶれない人はいないほど強力なもの。

 

だからマンゴー栽培農家は

従業員候補にはマンゴーの木でかぶれないか

最初にパッチテストなどをしてもらうとのこと。

 

体質によってはマンゴーに

触れるだけでダメな人もいるようです。

私は幸い触れるのは問題ありませんが

もともとかぶれやすい果物だということです。

 

マンゴーの種類によってかぶれ方が違う?

 

これも個人的な経験談なので

参考程度にしていただければと思いますが

まだ自分がマンゴーアレルギーだと気づいていない時期に

 

・赤く丸いアップルマンゴー

 

・黄色く細長いペリカンマンゴー

 

この2タイプのマンゴーを生で食べました。

 

最初にアップルマンゴーを食べましたが

それほど体に異常は出ませんでした。

メキシコ産や有名な宮崎、沖縄などの

国産マンゴーもこのタイプです。

 

しかしペリカンタイプのマンゴーでは

強烈にのどと唇が腫れて大変なことに。

ペリカンタイプのほうが安く手に入りやすいほうで

フィリピンやタイ産が多いです。

 

画像のものは今回ジャムに調理した

マハチャノという品種。

これもペリカンタイプです。

 

このかぶれ方の違いは

安いからとか産地の問題ではなく

種類の問題ではないかと思います。

 

私の場合ですがアレルギーが出た後も

アップルマンゴーに関しては

生で少し食べる分にはアレルギーは出ていません。

食べるときのポイントとして

唇にふれないように食べると

大丈夫だったりします。

アップルマンゴーでも唇にふれると

かゆみや違和感は出ます。

 

ただマンゴーアレルギーだとわかっているので

無理してまでは食べません。

ほんの味見だけです。

 

症状の軽い人なら違う種類のマンゴーも

試してみるの手かもしれません。

あと冷凍マンゴーもやはり生なので

アレルギーが出てしまいます。

 

これはあくまで個人的な経験によるものなので

自己責任でお願いします。

 

加熱が必要なマンゴーソースやジャムをおいしく作るコツ

 

マンゴーを加熱してジャムやソースを作る場合に

生のおいしさをできるだけ再現するコツは

 

・クエン酸

・オリゴ糖

・ペクチン

 

この3つを加えることです。

3つとも果物などに含まれる天然成分なので安心です。

この3つの成分はよく出回っている

手作りジャムやソースなどのレシピには

ほぼ載っていません。

 

私がマンゴーソースを作る時の分量としては

 

マンゴーが300gなら(タネを除いた果肉3つ分)

 

クエン酸 ひとつまみ程度

オリゴ糖 好みで100g~150g程度

ペクチン 一袋

 

このような割合です。

ジャムにする場合はさらに糖分を増やします。

 

これからそれぞれの材料の役割を説明していきます。

 

クエン酸が味の決め手

 

クエン酸は梅干に含まれる

すっぱい成分と言えばわかりやすいでしょう。

梅干がすっぱいのはクエン酸によるものです。

最近ではクエン酸の

疲労回復効果も注目されています。

熱中症対策の飴や

ドリンクにも入っている身近な成分です。

 

マンゴーに限らずフルーツは加熱すると

ビタミンが壊れるため酸味がなくなります。

この酸味を補うのがクエン酸です。

 

よく手作りジャムにはレモン果汁を入れますが

レモン果汁だけでは酸味を再現することはできません。

 

クエン酸はほんのわずかな添加で十分です。

 

むしろ入れすぎないように

ほんの少しつまんで入れて味見をしてみてください。

クエン酸はソースをおいしく仕上げるキモです。

 

市販のフルーツソースやジャムには

必ずクエン酸などの酸味料が入っています。

クエン酸を入れないと酸味が足りず

生のようなフルーツ感が出ません。

 

クエン酸はドラッグストアなどでも手軽に購入できます。

 

 

オリゴ糖なら甘ったるくならない

 

ビフィズス菌を増やすことで有名なオリゴ糖ですが

ジャムやソースを作る場合でも

砂糖を使うよりも甘ったるくならず

すっきりした甘さに仕上がります。

 

砂糖と同じようにオリゴ糖にも

食品保存効果はありますが

砂糖ほどの日持ちはしません。

ですがオリゴ糖で作るフルーツソースは甘ったるくなく

甘さがすっきりしているため

そのまま食べても非常においしく

私の場合すぐに食べきってしまいます。

 

最大どれくらいもつかは

オリゴ糖の分量にもよりますが

フルーツの量に対してオリゴ糖が

3分の一程度の量でも冷蔵庫で2週間は持ってます。

 

 

ペクチンで加熱と糖分を最小限に

 

ペクチンとはかんきつ類(ミカン類)の皮や

リンゴなどに含まれる食物繊維で

とろみをつけることができます。

ペクチンは砂糖を入れて煮詰めなくても

最低限の加熱と甘さで

とろみがつけられるため重宝してます。

 

これにより加熱時間も短くなり

素材の味を最大限残せるというわけです。

 

オリゴ糖とペクチンの量を調整することで

ジャムにもソースにもなります。

 

一般的な料理でいえば片栗粉のような役目ですが

ペクチンの分量を増やすと

寒天並みにまで固まります。

 

こちらはクエン酸も入っていてジャム作りに便利です。

 

 

頻度や用途に合わせてになりますが

私は10箱セットの大箱で買ってます。

 

1箱程度ならスーパーで購入しても安いものですが

たくさんほしい場合は

こちらのセットのほうが割安になります。

最近デザインが変わりましたが同じものです。

 

1箱に3袋入っていて

1回で1袋ずつ使いきっていくと便利です。

 

 

(手順)マンゴーソース(ジャム)の作り方

 

ここからは実際にどのようにマンゴーソースや

ジャムを作っているかを紹介します。

ジャムとソースの違いは

糖分やペクチン量の違いだけで作り方は同じです。

 

①皮を取り除く

 

マンゴーは皮をむくより、

このように包丁を入れて二つにわけると

ムダなく簡単に果肉だけを分けることができます。

 

2つに分けたらスプーンで果肉をそぎ落とします。

こんな感じできれいに取れます。

 

②果肉をなべに入れて火にかける

煮立ってきて10~15分ほどでオリゴ糖を入れてさらに煮ます。

 

③水分が飛んで量が少し減ったらペクチンを入れる

 

ペクチンは説明書では

別容器で煮溶かして追加しましょう

と書かれていますが

粉のままでも少しずつ混ぜながら添加すれば

何の問題もありません。

 

いっきにドバっといれてしまうと

ダマになるのでそこだけ注意しておけば大丈夫です。

 

④とろみがついたらよく洗ったビンなどに入れる

 

全体にとろみがついたらビンに移し変えて

熱いうちにすぐふたを締めてひっくり返します。

こうすることでビン内が減圧されて保存性がよくなります。

 

私は市販のジャムのビンの他

サケフレークやコーヒーのビンなども使います。

さめてきたら冷蔵庫に入れて保存しましょう。

 

あとはそのままでもパンやヨーグルトに乗せても

おいしくいただけます!

 

まとめ

 

「せっかく高級マンゴーをいただいたけどアレルギーなんだよね・・」

 

こんな場合でも少しもったいない気はしますが

このように調理すれば

自家製ならではのおいしいソースやジャムになります。

 

マンゴー以外のフルーツも同じ作り方で

ソースやジャムにすると

市販品ではありえないおいしさになります!

 

ここまで読んでみて

やっぱりジャムやソースにするのは少し面倒だな

と感じる人でどうしてもマンゴーが食べたい場合は

マンゴーを果肉だけにした状態で

レンジでチンで加熱してから

冷まして食べるという方法もありです。

 

生やジャムよりは味気ないですが

私はそれで食べても大丈夫でした。

 

マンゴーもすっかり日本でも馴染みなフルーツになりました。

私たちアレルギー持ちもなんとか工夫して

マンゴーを美味しくいただきましょう!

 

 

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