3種類の色や形の違うパイナップルを食べ比べてみた!ピーチパインはすごいぞ!

パイナップルのイラスト キッチン・フード

 

ここ最近よく見慣れた一般的なフィリピン産緑色のパイナップルではなく

オレンジ色をしたパイナップルや

ちょっと形の違うパイナップルを見かけるようになりましたよね。

 

「おいしさにそんなに違いはあるのかな?」

 

値段も少し違うのでそう思う人もいると思います。

 

この記事では海外でも変わったフルーツを食べ歩いている私が

最近見かけるようになった

ちょっと見た目の違うパイナップルを食べ比べてレビューしています。

 

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台湾産ゴールドパイナップル

 

まずはここしばらく台湾支援で知名度が上がってきている

台湾産のパイナップルからです。

台湾の主要輸出先だった中国の代わりに

日本に沢山入ってくるようになったようです。

そのため多数のスーパーマーケットで見かけるようになりました。

 

台湾産パイナップル

 

フィリピン産よりは少しだけお値段高めですが

このゴールドパイナップルは大玉もあり芯まで食べられるため

食べられる量自体がフィリピン産より多いです。

 

オレンジ色によく熟したものが出回っています。

こちらの品種は青いものは見かけたことがないです。

台湾パインの身

 

切ってみると普通のパイナップルと同じですが

とても甘く本当に違和感なく芯まで食べることができます。

芯の食感はたけのこの煮物のような柔らかさと歯ごたえで

身にはない香りもありとてもおいしいです。

 

フィリピン産よりもこちらの台湾産のほうが

甘味も強く芯まで食べられて大玉もあるので

この記事で紹介しているの3種類のパイナップルではお得感NO.1です。

 

沖縄県産ボゴールパイン(スナックパイン)

ボゴールパイン

こちらもたくさんのスーパーマーケットで見かけるようになりました。

表面の溝が深く柔らかいのが特徴です。

一時期コロナの影響でフィリピン産パイナップルが入りにくくなったのか

本州でも見かける機会が多くなりました。

 

このボゴールパインはスナックパインというだけあって本当に手でちぎって食べられます。

スナックのように手軽なパイナップルです。

 

普通はパイナップルと言うと1玉で買ってしまうと

切るのが面倒くさいと敬遠されていた部分もありますが

このスナックパインはみかん感覚で食べられるので

パイナップルを食べる事への障害を取り除いたすばらしい品種です。

 

スナックパインは小ぶりなものが多いですが

私は珍しく大玉のものを見つけました。

ボゴールパインをちぎったところ

ちぎったボゴールパイン

このように大玉でも柔らかく溝が深いので本当に手でちぎれます。

そしてこちらも台湾産パイナップルと同様に芯まで食べることができます。

スナックパインは小玉が多いですがちぎって食べる場合は

大玉だと芯の部分が残ってしまうため小玉のほうが食べやすいです。

 

このパイナップルは手でちぎれる上に芯まで食べられるので本当にみかん感覚です。

これはパイナップルという概念そのものが覆される代物です。

 

今までパイナップル1玉は面倒くさいから食べなかったという人にも是非オススメしたい品種です。

 

実は希少!美しく香りが物凄いピーチパイン

ピーチパインの画像

最後にとっておきのピーチパインです。

こちらは沖縄県以外の産地を見かけたことがありません。

元々生産量が少ない上に知名度も低いので

食べられるうちに食べておいてほしいです。

 

しかも収穫時期も2ヶ月間ほどと短くレアな品種になります。

 

このピーチパイン見た目からかなり美しく

緑色のものも所々ピンク色で熱帯を思わせる美しい色合いです。

ピーチパインの色合い

 

熟れたピーチパイン

こちらはよく熟したピンクがかったオレンジ色のもの。

このような色の方が熟しているので甘くなっています。

 

ピーチパインの身

切ってみると中身は白っぽいです。

ピーチパインは基本的に小玉ですが

こちらも他の2品種と同様に芯まで食べることができます。

芯まで食べられためよく見かける緑色のフィリピン産パイナップルと

食べられる量自体はほとんど変わらないと思います。

 

肝心の味の方なのですがこれが衝撃でした!

 

下調べではピーチの香りがするとなっていましたが

実際はそんな控えめなものではなく

思いっきりトロピカルなパッションフルーツのようなものすごい芳香があります。

パイナップルって最近はもう身近になり過ぎて

トロピカルフルーツのイメージもなくなっていますが

パイナップルとはそもそもトロピカルフルーツなんだと思い出させてくれました。

 

美しい色合いと相まってかなりの特別感があります。

これは贈答用にも喜ばれるでしょう。

希少な上に他の品種とは香りが一線を画しているので

見つけたら是非食べてみて欲しいです。

 

小ぶりで割高かなと思うかもしれませんが

一度食べればその価値を見出されること間違いないです。

 

まとめ

 

今まではパイナップルといえばフィリピン産の緑か少し黄色っぽい

同じものしか見かけることはありませんでしたが

最近見かけるようになった台湾と沖縄産の3種類はすべて芯まで食べられる上に

おそらく産地が近いおかげでよく熟した甘いものが入荷されています。

パイナップルは置いておいても追熟しない果物です。

 

むしろパイナップルは本来よく熟していれば

芯まで食べられるものなのかもしれません。

 

特に台湾産パイナップルは主流になってもおかしくないポテンシャルを秘めています。

フィリピン産は緑色であまり甘くないものも多い中

やはりこの3種類は基本的によく熟していて甘く芯まで食べられるので

今までパイナップルを敬遠していた人たちも見る目が変わると思います。

特にパイナップルは余り甘くないというイメージがある人ほど食べてみてほしいです。

 

せっかく産地が選べるようになったので

ぜひとも色々食べ比べてみてください。

 

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